「ばあちゃん、今亡くなったから」
午前2時半過ぎ、父からの電話でした。
叔母が病院へ泊まっていたので、呼吸が弱くなってきた時に父に連絡をくれたようです。
でも、父と母が着いたときは、既に亡くなっていたそうです。
父からの電話を受けて、私もすぐに病院へ向かいました。
真夜中の病院は静かで私たち以外、時間が止まっているようでした。
看護師さんがばぁちゃんの身体を拭いて、髪を洗って、化粧をしてくれました。
穏やかな顔でした。
病院から連れ帰り、4時くらいに自宅へ戻りました。
ばぁちゃんは91才で、2年くらい前から認知症の症状が出ていました。
もともと我が強い人だったので、ますます頑固になり、癇癪を起こしたり、周囲とぶつかることも多々ありました。
父と母は介護でとても大変だったと思います。
それを見ていたので、いつまでこれが続くのか、父と母の体が持つのか心配になったこともありました。
それでも、亡くなってしまうと心にぽっかりと穴が開いたような感じがしました。
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